この画像はエアコンの配管類を壁に通す穴です。

穴の周りの壁が傷んでしまっています。

見た目にもキレイではありません。

これは、手抜き工事をした結果です。

この穴はエアコンが付いている時には見えません。

古いエアコンの入れ替えをご依頼いただき、エアコンを取外してみたらこのようなずさんな工事が発覚したのです。

【正しい配管穴の施工方法】

配管穴に貫通材(スリーブ)を挿入します。

防水処理(コーキング)をします。

​コーキングをすることで、部屋の密閉性を損なわないようにします。

配管穴の処理が適切でないと、部屋の密閉性が損なわれ、すきま風なども入ってきてしまいます。

また、壁に雨水などが入り壁の内側から腐食してしまうことにもつながります。

エアコンを取付け配管を通して、

​外側からパテ埋めをします。

こちらが貫通材(スリーブ)

配管穴の正しい処理(室内側)

配管はこのように通ります

外壁側防水コーキング前

→  外壁側防水コーキング後

【ずさんな配管穴の工事例】

劣化した外壁側の配管パテ。

穴が空いてしまっています。

貫通材が入っていない為、壁の中に雨水が浸水し、断熱材が腐食していました。

​貫通材を使わず、パテのみで穴をふさぐ

劣化したパテの隙間から雨水や虫など侵入しま、壁が内部から腐食します。

壁の中にハチが巣を作ってしまったケースもあります。

エアコンの手抜き工事で一番多く見受けるのが、配管穴の未処理といっても過言ではありません。

大手家電量販店の工事でも、工事内容に「貫通材(スリーブ)」と明記されているにもかかわらず、実際には貫通材を使用していなかったという事例が多く見受けられます。

また、口コミ比較サイトなどで工事を請け負っている方の中にも、良い口コミを獲得しているにも関わらず貫通材を使用していないケースもあります。

エアコンを取り付けてしまうと見えない部分なので工事の時には良く確認をされることが大切だと思います。

木造住宅の場合、エアコンの配管穴を開ける時には柱を避けて穴を開けます。

​柱をくり抜いてしまうと家の強度も変わってしまいます。

これも大手量販店でエアコン購入時に依頼した工事だそうです。

​安心して任せた結果がこれでは・・・とても残念です。

配管カバーのずさんな工事例

標準工事の化粧テープ巻きよりも耐久性があり、配管類を雨風からも保護してくれる配管カバー。

​せっかく追加料金を支払ってカバーを設置しても、ずさんな工事では耐久性が活かせません。

配管カバーの端には「端末カバー」を取り付けてズレないようにするのが正しい工法です。

しかし、たった数百円のこの部品を取り付けていないケースがよくあります。

その場合、すぐにはカバーがズレなくても、数年するとカバーがズレていまいます。

そうなると配管類が雨ざらしになり、大事な配管類が著しく劣化してしまいエアコン本来の性能が発揮出来ないこともあります。

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